2013年7月30日火曜日

緑の葉ネギと白い根深ネギ栄養面ではドッチ

関西地方の人は葉ネギを使い、関東地方以北の人は根深ネギを多く使っているようです。

今では両方共一年中スーパーなどで売られていますが、本来は旬のある野菜なんですね。

緑の葉ネギは春から夏が旬で素麺やざる蕎麦などの薬味としてよく使われ、白い根深ネギは10月から3月が旬で鍋ものには必須の野菜です。

栄養素の面ではビタミンCやカリウム、カルシウムなどが含まれていて葉ネギには緑の色の部分にしか無いカロテンが含まれています。

根深ネギは緑の葉の部分は捨てる傾向が高いので、その分葉ネギの方が栄養素が多いといえるかもしれません。

また、ネギには「硫化アリル」という成分が有り、これは消化液の分泌を盛んにする働きがあるので食欲増進効果もあると言われています。

更に、硫化アリルには神経の鎮静効果もありますから、疲れているけど寝られないような神経が高ぶって寝られないような時は枕元にネギを刻んでおくと良いと言われています。

2013年7月7日日曜日

色は濃い緑だが緑黄色野菜でないキュウリ

生野菜を食べる習慣が徐々に根付いてきている日本の食生活の中で緑黄色野菜を1日120グラム以上食べるように言われています。

特に夏のこの時期に生野菜は冷たく冷やしておくと食欲を刺激します。

夏野菜のキュウリなどもシャキッとした食感が大好きな生野菜の一つですがあの深緑色をしたキュウリが緑黄色野菜ではないということをご存知でしたでしょうか?

野菜は色の濃い「有色野菜」と色の薄い「淡色野菜」の2つに分類されます。

その有色野菜の中で可食部100gあたり600マイクログラム以上カロテンを含む物を緑黄色野菜に分類しています。

緑黄色野菜の代表的なものは人参、ホウレン草、パセリ、春菊、小松菜、かぼちゃ、ブロッコリー、ニラ、アスパラガス、トマト、ピーマン等が挙げられます。

ところが、夏野菜の代表的なナスとキュウリは外見的には色が濃く緑黄色野菜に入れそうですが切ってみると中は白くカロテンの量は少なく淡色野菜に分類されています。

それでは、キュウリはどんな栄養素を求められて夏に食べられているのでしょうか。

キュウリは全体の96%を水分で占めカロテンもビタミンCも少ない野菜ですが各種ミネラルを含み中でもカリウムが豊富で体内のナトリウムを排出して「むくみ」の予防に役だっています。